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bubbleで作ったWebアプリでできるSEO対策の具体例
執筆者:どこのあわ編集部
ノーコードツールを使用したアプリ開発についての情報を発信していきます。
bubble(バブル)とは、Webサービスの開発に適したノーコードツールのこと。
多くのノーコードツールの中でも圧倒的な知名度を誇り、ノーコードツールの代表的な存在と言えます。
bubbleは他のノーコードツールと比較して特に柔軟な開発ができ、カスタマイズの幅が広いという特徴があり、導入している企業も多くあるでしょう。
この記事ではbubbleを導入したものの、なかなか結果が得られない・bubbleはSEOに弱いと聞き不安になっている企業担当者様向けに、bubbleで対応できるSEO対策の具体例を紹介します。
bubbleでのサービスでなかなか結果がでない原因として、「多くのユーザーを獲得できない」ことが挙げられます。
bubbleで作成したサービスの認知度やアクセス数を上げるにはどうしたらいいのでしょうか?
その答えは、SEO対策(検索エンジン最適化)です。
bubbleでもSEO対策は有効です。
SEOは非常に難しく、時間がかかり、コントロールできないものだと思われがちですが、実際にはいくつかのルールが存在します。
本記事では、bubbleのSEO対策の方法について解説していますので参考にしてください。
この記事は、bubble 公式HP、SEO Strategy for bubble Web Applications — Full Guideを元に、bubbleで作成したWebアプリを検索エンジンに最適化する方法を解説します。
目次
bubbleはSEOに弱い?
「bubble(ノーコード)はSEOに弱いから使えない」ときいたことがある方、いらっしゃるのではないでしょうか?
結論からいうと、「bubbleはSEOに弱くない」です。
ノーコードではSEO対策をしづらいと思われがちですが、十分に基礎的なSEO対策をすることは可能です。
ただ、SEOは基本的にブログや記事という形で情報発信を行う場合に必要な事であり、ブログ形式で情報を発信するようなWebサービスを作るという場合で無ければ殆ど気にしなくても良い問題ではあります。
基礎的なSEO対策は可能
ノーコードではSEO対策をしづらいと思われがちですが、基礎的なSEO対策をすることは可能です。
実際にbubbleでは豊富なSEO設定機能があり、上位表示されている事例が存在しています。
bubbleでできるSEO設定は以下の通りです。
- タイトル
- メタディスクリプション
- その他HTMLタグ
- Faviconの種類
- 404 エラーページ
- OGP画像
- アナリティクス連携
- サーチコンソール連携
- CMSのカスタマイズ
- XMLサイトマップの送信
上記をきちんと設定していれば、SEO対策としては問題ないでしょう。ひとつひとつの項目が重要なので怠らないように今一度チェックしてみてください。
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bubbleで作ったWebアプリでできるSEO対策
bubble上でのSEO対策の詳細を設定の流れに沿って説明していきます。
robots.txt ファイルを設定する
robots.txtとは、収集されたくないコンテンツをクロールされないように制御するファイルです。
これにより検索エンジンのクローラー(=ロボット)に自サイトにとって重要なコンテンツを中心にクロールさせることができます。
(クローラーとは、ロボット型の検索エンジンがWeb上のファイルを収集するためのプログラムのことです。これによって集められたデータがインデックス化されて、巨大な検索データベースが作成されます。)
クロール不要なコンテンツをrobots.txtで制御することで、クロールの最適化が見込めます。クロールの最適化とは、サイト内の重要なページにたくさんクロールさせることです。サイト内の重要コンテンツはユーザにとっても価値のあるコンテンツである可能性が高く、設定することで短期間でSEO改善が見込めるようになります。
sitemap.xmlを生成する
XMLサイトマップは、検索エンジンに任意のWebサイトのページ内容を知らせる役割を持ちます。
Webサイト内のページ同士の関係や構成を効率的にクローラーに伝えることで、インデックスを促すことが可能です。
効率的なクロールを促すためにも、サイトマップの設置をしていきましょう。
ページのタイトルタグとメタディスクリプションの最適化
まずページに関するキーワードを洗い出し、その関連するキーワードをページのタイトルに取り入れます。その際、ページの説明文(ディスクリプション)として120字以内で文章も記載しましょう。
ユーザーはページをクリックする際、ディスクリプションとして入れた説明文を高い確率で読みますので、ページの内容が大まかに分かる文章にすることが重要です。キーワードにとらわれすぎて不自然な文章にならないようにしましょう。
外部リンクによってはrel=”nofollow “を追加する
nofollow属性とは、特定のリンク先をクロールしないよう検索エンジンにヒントとして提示するための属性値のことです。nofollowを設定すると、除外するリンクに関するヒントという形で検索エンジンは受け取り、リンクをクロールする際の参考にするようになります。
低品質なサイトやSEO的な関連性が薄いサイトへの外部リンクについてはno follow属性を記載するようにしましょう。ただし、そもそも上記のようなサイトへの外部リンクはno follow以前に設置しないほうが無難です。
簡潔で分かりやすいURLのみを使う
bubbleアプリのスラッグ機能を使い、簡潔でわかりやすいURLを使いましょう。
- コンテンツ内容に合わせた、シンプルで簡潔なURLにする
- 日本語ではなく英字を使う
- アンダーバー(‗)ではなくハイフン(-)を使う
- キーワードを使う
とにかく、ユーザーや検索エンジンが認識しやすいURLの文字列をURLに入れることが重要です。
Microdata(構造化データ)を利用する
Microdata(構造化データ)とは、HTMLで書かれた情報を検索エンジンに理解しやすいようにタグづけしたものです。
以前までの検索エンジンは、HTMLで書かれた文字列を単なる記号として認識することしかできず、その文字列の意味まで理解することは難しい状況でした。
そこで、単なる文字列として認識し蓄積するのではなく、検索エンジンに単語の内容を文字の意味や、文脈、背景などまで理解させ、知識として蓄積していこうとする「セマンティックWeb」という考え方が登場しました。
構造化データを用いることで検索エンジンはサイトのコンテンツを認識しやすくなるでしょう。
多言語対応の設定をする
日本語だけではなく、複数の言語でアプリを作っていきましょう。
検索エンジンは、単純にアプリ内に有用な情報があるということだけではなく、言語・国など様々な要素を考慮してアプリを検索結果に表示しています。
同時に、 来訪者のターゲットを日本語を理解できる方に限定しないため、対応言語の外国人に対しても製品の購入やお問い合せなど、コンバージョン数を増やすことができるでしょう。
ひとつひとつの項目が重要なので怠らないように今一度チェックしてみてください。
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そのほかにできる対策とは
最後に、基本的なアプリ中でのSEOではなく、その他に利用しておさえておきたい集客のためのツールを紹介します。
LPやHPはbubbleで作らず、他ツールを使う
bubbleのカスタマイズ性は高く、柔軟な開発ができるのでアプリケーションのデザインをカスタマイズし、外観やレイアウトを自由に設定することが可能です。LP(ランディングページ(Landing Page)、「(訪問者が)初めに着地するページ」のこと)や自社のHPなどは検索ユーザーが最初に自社着地する重要なページであることからその他のツールを利用するなど、柔軟に対応することができるでしょう。
SNSでの集客を中心にする
LINEやInstagram、TwitterなどのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)は、若者世代のみならず、いまや多くの消費者にとって生活に必須の存在です。総務省が実施している「通信利用動向調査」の結果によれば、78.7%の人が個人でSNSを利用していると回答しました。SNSでの集客のメリットを紹介しておきます。
- 無料から運用可能
- ブランディングがしやすい
- 見込み顧客の獲得に貢献
- 各SNSの属性に合った新規ユーザーへのアプローチが可能
SNSを利用した集客は、WEBで展開するサービスにとって活用すべきメリットは多いでしょう。集客力を上げるために積極的に導入していくことをおすすめします。
リスティング広告を使う
リスティング広告は、少額の予算でも始められる広告です。検索ユーザーが検索したキーワードに登録していれば、自動的に検索順位上位(下部にも)に表示されます。購買意欲が明確なユーザーに対してアプローチできるので、コンバージョン(購入や契約、資料請求)に繋がりやすいのがメリットです。 また、インターネット広告なので配信の開始や停止・分析・改善もすぐにできます。
短期間で確実に集客が見込めるため、リスティング広告を導入することも検討してみましょう。
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まとめ
bubbleで作ったwebアプリでもSEOの技術を使った集客は可能であること、プラスで集客を集めるためのツールをお伝えしました。
もし、自社での開発の手が足りない、もしくは失敗なくアプリ開発を導入したい場合は委託してしまうのもひとつの手段です。
「どこのあわ」では、bubbleを使ったノーコードアプリ開発を行っています。ノーコード黎明期から一貫してプロダクト開発を続けてきた実績があるため、高いデザイン性と高品質なアプリの開発が可能です。
実際にデザインを見て、触って、アプリを体験できることがどこのあわの強みです。
作りたいアプリの課題検証や、カスタマイズが必要なところを事前に把握できるため、完成イメージがずれません。
また、アプリの開発を構想段階から一緒に伴走し、企画段階から運用業務の設計、現状業務の分析まで、一貫してお手伝いいたします。
コストをおさえて短期間でのアプリ開発を目指しているなら、ぜひ一度どこのあわへご相談ください。