Bubbleは、比較的簡単かつ柔軟にアプリ開発を行えるノーコードツールであり、今注目を集めています。 そのため、「Bubbleを使用してアプリ開発にチャレンジしたい」、「Bubbleの使い方が知りたい」という方は多いので […]
【2023年最新】bubbleでできることとできないことを解説
執筆者:どこのあわ編集部
ノーコードツールを使用したアプリ開発についての情報を発信していきます。
bubble(バブル)とは、Webサービスの開発に適したノーコードツールのこと。
多くのノーコードツールの中でも圧倒的な知名度を誇り、ノーコードツールの代表的な存在と言えます。
bubbleは他のノーコードツールと比較して特に柔軟な開発ができ、カスタマイズの幅が広いという特徴があることから、導入を検討している企業も多くあるでしょう。
しかし、「なんでもできる」というわけではありません。
この記事を読むことで、bubbleでのアプリ開発が自社にとって適しているのか、それとも他の最適なツールを探すのかの判断ができるはずです。
「bubbleでアプリを開発したい」「ノーコード開発の発注を検討している」という方はぜひ最後までご覧ください。
bubbleでできることとできないこと
わかりやすく表にbubbleでできること・できないことをまとめました。後ほど詳しく説明させていただきます。
bubbleでできること | 高度なWebアプリの開発デザイン性の高いWebアプリの開発モバイル表示への対応が可能工数を抑えての開発が可能PWAの開発ができる外部サービスとの連携も可能ネイティブアプリの開発が可能 |
bubbleでできないこと | SEO重視のサイト作成はできない大容量データを扱うアプリ開発ができない大規模システムの構築はできないゲームアプリの開発はできないAI開発はできないデータベースの完全移管ができないHTML/CSS,JavaScript以外の実行ができない |
\ たった1分で簡単! /
bubbleでできること
まず、できることを解説していきます。
- 高度なWebアプリの開発
- デザイン性の高いWebアプリの開発
- モバイル表示への対応が可能
- 工数を抑えての開発が可能
- PWAの開発ができる
- 外部サービスとの連携も可能
- ネイティブアプリの開発が可能
順番に確認していきましょう。
高度なWebアプリの開発
Bubbleでは、コードを書かずに技術的で高度なアプリを開発することが可能です。
ノーコード開発で最も汎用性の高いツールがBubbleで、一般的な機能において実装できないことはほとんどないといってもいいでしょう。
最低限の知識は必要ですが、プログラミング言語を0から学習する場合に比べ、難易度はかなり低いといえます。初心者であっても高度なアプリケーションの作成が可能です。
デザイン性の高いWebアプリの開発
bubbleでは、デザインの拡張性が高く、イメージ通りに画面構築できるのが魅力です。アプリだけでなく、LP(ランディングページ(LandingPage)「ユーザーが初めに着地するページ」のことで、申し込みや問い合わせなどのアクションを誘導するために、商品・サービスの紹介を1ページほどでまとめたWebページのこと)などのWeb制作においても十分に利用することが可能です。ページ内の要素を自由に配置して開発することができるため、デザインに制約を受けることなく開発できます。
自由度の低いノーコードツールでは、要素の配置に多くの制限があるため、これを考慮した上でアプリをデザインしなければなりません。
toCサービスでは一般にUI/UXが重要ですが、Bubbleを使えばデザインに妥協することなく開発ができるでしょう。
モバイル表示への対応が可能
bubbleでは、bubble上でのレスポンシブを正しく設定することで、PC・タブレット・スマホの画面できれいに表示されるアプリを開発することが可能です。モバイルにも対応することでSEOの技術的にもプラスに働くので、設定することをおすすめします。
工数を抑えての開発が可能
アプリ制作に取り組む際、最大の障壁となるのが環境構築です。
babbleでは、コーディングを必要とせず、ドラッグ&ドロップで機能やUIを作成することができるため、開発工数を削減することができます。
同時に、Bubble内の様々なプラグインによりアプリ開発が簡単に行えるので、開発期間が短縮されるでしょう。
PWAの開発ができる
Bubbleで開発したWebアプリは、PWA(Progressive Web Apps)にすることも可能です。
(PWAとは、Progressive Web Appsの略称で、モバイルブラウザとネイティブアプリ(アプリストアからダウンロードして使用するアプリ)の利点を融合したWebアプリ(アプリのように振る舞う高速なWebサイト)のことを指します。)
PWAにすることで、以下の6つメリットがあります。
- ホーム画面にアイコンの追加ができる
- ブラウザ表示のためのインストールが不要
- プッシュ通知機能の設置ができる
- ウェブサイトの高速表示ができる
- オフラインで使用可能
- 通信データの削減ができる
Webアプリからネイティブアプリ、PWAまで開発できることはBubbleの非常に大きいメリットといえるでしょう。
外部サービスとの連携も可能
BubbleではAPI連携やブラグイン(拡張機能)が豊富であるため、多くの外部サービスと連携することが可能です。
- Googleアナリティクスの設定
- SNSとの連携
- DeepLによる多言語対応
- 決済機能の追加
上記はほんの一部ですが、一般的に利用されているサービスのほとんどは連携可能でしょう。
ネイティブアプリの開発が可能
BubbleはWebアプリ開発だけでなく、ネイティブアプリも開発可能です。
ネイティブアプリとは、Google PlayやApple Store経由で、スマートフォンやタブレットなどにインストールして使用するアプリのことを指します。
ただし、ネイティブアプリに特化しているわけではないため、ネイティブアプリをメインで開発したい場合は、Adaloなどの別ツールの利用がおすすめです。
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bubbleでできないこと
bubbleでできないことは以下です。
- SEO重視のサイト作成はできない
- 大容量データを扱うアプリ開発ができない
- 大規模システムの構築はできない
- ゲームアプリの開発はできない
- AI開発はできない
- データベースの完全移管ができない
- HTML/CSS,JavaScript以外の実行ができない
順番に解説していきます。
SEO重視のサイト作成はできない
bubbleでは、SEOに特化したサイト作成は難しいでしょう。
SEOとは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略称で、Googleなどの検索エンジンにおいて、特定の検索キーワードで検索結果の上位表示を目指すための施策のことです。
しかし、bubbleでもSEOの基礎的な技術は通用します。
bubbleのセキュリティ対策について。具体的な設定方法をご紹介
詳しくはこちらをご覧ください。
集客に関しては、
- SEO以外(SNSなどのツール)から集客する
- SEOに強いツールでLPやHPを作成する
- リスティング広告を用いる
などを取り入れていくことで改善するでしょう。
大容量データを扱うアプリ開発ができない
Bubbleは、中規模までのアプリケーション開発に適しており、大規模な企業向けソフトウェアや高度なゲーム開発など、大量のデータや高度な機能が求められるプロジェクトには不向きです。
目安としては、10万レコードを超えるデータベースを扱う場合は外部のデータベースツールを活用することを推奨します。
大規模システムの構築はできない
bubbleは、開発のスピーディーさや簡単さを意識して設計されたツールです。比較的シンプルで小規模な開発には効果を発揮しますが、プラットフォームによって提供されている機能以上のものが作れないため、大規模なシステム構築には向いていないでしょう。
特に、企業で本格的に開発したいと考えている場合は注意が必要です。企業で運用するような大規模なデータは、ノーコードツールで扱いきれないこともあります。また、複雑なアルゴリズムを組み込むのも、ノーコードツールでは難しいでしょう。
ゲームアプリの開発はできない
BubbleはWebサービス開発に特化したツールであるため、ゲーム系アプリの開発は基本的にできません。単純・簡単なゲームを作ることはできますが、複雑で本格的なゲーム開発はできないため注意しましょう。
ゲーム系アプリを開発する場合は、「Buildbox」というノーコードツールを利用するのがおすすめです。
AI開発はできない
「レコメンドアルゴリズム」や「自然言語処理」などのAI開発は高度なプログラミングを必要とするため、bubbleでは開発できません。
診断機能など、制作側の展開が明確なものであれば、Bubbleでも開発可能でしょう。
データベースの完全移管ができない
Bubbleで開発したアプリは、AWSサーバー上に構築されます。プラットフォームに依存しているためデータベースの移管ができません。
そのため、Bubbleで開発したアプリは、Bubble以外のプラットフォームでは動作させることができなくなっているので注意しましょう。
HTML/CSS,JavaScript以外の実行ができない
HTML/CSS、JavaScript以外のプログラミング言語を実行することはできません。
「C言語」や「Python」などの他の言語を利用することもできないため、注意が必要です。
できないことを理解してbubbleを利用しよう
bubbleでできること・できないことを紹介しました。bubbleはノーコードツールの中で最も開発の幅が広いツールですが、なんでもできるわけではありません。
できないことを理解し、自社のサイトやアプリ運営に適した方法を模索していきましょう。
できること
- 高度なWebアプリの開発
- デザイン性の高いWebアプリの開発
- モバイル表示への対応が可能
- 工数を抑えての開発が可能
- PWAの開発ができる
- 外部サービスとの連携も可能
- ネイティブアプリの開発が可能
できないこと
- SEO重視のサイト作成はできない
- 大容量データを扱うアプリ開発ができない
- 大規模システムの構築はできない
- ゲームアプリの開発はできない
- AI開発はできない
- データベースの完全移管ができない
- HTML/CSS,JavaScript以外の実行ができない
bubbleを使ったアプリ開発なら「どこのあわ」へ
「どこのあわ」では、bubbleを使ったノーコードアプリ開発を行っています。ノーコード黎明期から一貫してプロダクト開発を続けてきた実績があるため、高いデザイン性と高品質なアプリの開発が可能です。
実際にデザインを見て、触って、アプリを体験できることがどこのあわの強みです。
作りたいアプリの課題検証や、カスタマイズが必要なところを事前に把握できるため、完成イメージがずれません。
また、アプリの開発を構想段階から一緒に伴走し、企画段階から運用業務の設計、現状業務の分析まで、一貫してお手伝いいたします。
コストをおさえて短期間でのアプリ開発を目指しているなら、ぜひ一度どこのあわへご相談ください。
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